税金についての知識は、学校で教えてくれません。
でも、一定の人は税金の知識がほとんどなくても生きていくことはできます。(会社員、公務員)なぜなら、事務の方が源泉徴収をしてくれるから。毎月給料から税金を差し引いてくれてるんですね。
だから会社員からフリーランスや自営業者になった人は、「確定申告?ナニソレ?」となります。目隠ししたまま飛行機に載せられて、「はい、砂漠についたよ。頑張ってね」と降ろされるようなものです。
「水=税金」としましょう。もし砂漠についた時に、水のありか(税金の知識)をあらかじめ知っておいたらなんとか死ぬことは避けられますよね。
今回は、4つの税金▼
①消費税
②住民税
③事業税
④消費税
について詳しく解説していきます。
この記事を見ることで、税金に関する基礎知識を身につけることができるのでぜひ最後まで見ていってください!
そもそも税金ってなんで払うの?
そもそも税金ってなんで払う必要があるんだ?
税金はね国の売上になって、その売上の中から、僕たちの生活に必要なものやサービスを整えてくれるんだ。その恩恵を受けて色んなサービスを無料or安く受けることができるんだよ。
例えばどんな?
病院や皮膚科、接骨院で安く診断を受けることが出きたり、交番やごみ収集の利用が無料になったりすることかなぁ。
なるほどな。それはあったほうがいいな。
それでは4つの税金について見ていきます。
①所得税
所得税は、「1年間稼いだ所得に対してかかる税金」です。「国」に支払います。税率は「5~45%」です。
5%~45%って幅が広いな。違いは何だ?
税率は稼げば稼ぐほど取られるんだよ。下の表を見て自分がどれに当てはまるか見てみよう!
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm
国税庁HP所得税の税率から引用
そしてこれを自分で計算して、国=税務署に提出・納税するのが「確定申告」です。
税率の横にある控除ってなんだ?
控除(こうじょ)は使えばその分所得税を抑えることができるんだ。例えば、医療費控除やふるさと納税、付加給付制度、家族手当などがあるね。控除できる額には上限があるから注意が必要なんだけどね。知らずに損してる人は多いんだよ。
次は住民税!
②住民税
住民税は、「自分が住んでいる都道府県&市町村に払う税金」です。所得に対して税率は原則10%。この税率は田舎に住もうが都会住もうが変わりません。
住民税は前年の所得に基づいて払うんだ。だから社会人1年目は支払わない。その年の分は次の年に払うからね。つまり、社会人2年目の6月頃に「ドーン」とでかい請求がくるんだよ。
恐ろしや…。住民税にも控除的なものないの?
ある!青色申告や住民税非課税制度などの特例がそれに当てはまるね。
次は事業税!
③事業税
事業税は、「法人や個人事業主が事業を行うことによって課される税金」です。地方自治体に支払われ、税率は0〜5%です。
職種によって払う人もいれば払わなくてもいい人もいて「利益が290万円以下の人」は免税されます。
また事業税は、主に3つに分けられます。第1種事業(5%)、第2種事業(4%)、第3種事業(3%)です。自分がどれに当てはまるのか確認してみてください!
事業税がかからない職種は、芸術(画家、漫画家、音楽家、分筆家)林業、農業(一部)、医療などがあるよ!
事業税がいくらかかるかの判断は、開業届を出すときや確定申告の職業欄でチェックされてあとは役所の判断になります。▼
※画家(非課税)イラストレーター(5%)というふうに同じ職業でも課税されるときとされないときがあります。
最後に消費税!
④消費税
消費税は、普段の買い物にかかる金額というイメージが強いかもしれません。ここでは、「商品やサービスの消費に対して課される税金」と定義します。
個人事業主や法人の方は覚えておいてください。全々年の売上が1000万円超えるとかかります。
そして消費税の納税は預かった消費税から支払った消費税を差し引いて納税します。
(例)売上税込1100万円、経費が税込330万円とすると
→①売上1100万円 預かった消費税100万円 ②経費300万円 支払った消費税30万円
100万円ー30万円=70万円(納税)
これが原則的な計算による消費税の納税額です。(原則課税)他にも簡易課税という方法もありますがここでは割愛させていただきます。気になる方は▼こちらでチェックしましょう。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6505.htm
国税庁HP「簡易課税制度」から引用
所得税と住民税については分かったけ事業税と消費税は難しかった…
あんまり馴染のないものだからね。また一緒に勉強しようね!
まとめ
今回は「税金の基礎知識」について解説しました。表にまとめると以下のとおりです。
所得税 | 住民税 | 事業税 | 消費税 | |
行き先 | 国 | 地方自治体 | 地方自治体 | 国・地方自治体 |
税率 | 5~45% | 原則10% | 0~5% | 前々年の売 上が1000 万円を超え た時 |
計算 | 自分で計算 して税務署 に確定申告 | 確定申告を もとに、自 治体が計算 | 確定申告を もとに、自 治体が計算 | 自分で計算 して税務署 に確定申告 |
期限 | 翌年3月15日 | 翌年6・8・ 10月、 翌々年1月 (4回払い) | 翌年8・11月 (2回払い) | 翌年3月31日 |
この記事を読んで、税金についての理解が深まった方は、ぜひ他の記事も読んでくださると嬉しいです。
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また、他に知りたい税金の知識などがあればコメントで教えて下さい!
皆さんの家計が豊かになりますように!それでは!
ぼくマネ